ファラン (Hwoarang) とは、『鉄拳』シリーズに登場する格闘家、敵の風間仁。
プロフィール[]
ファランは鉄拳3から登場した白頭山(ペク・トー・サン)の弟子。 初登場時はストリートファイト詐欺集団(手口は後述)のリーダーをやっていた。(某国への配慮からか、最近のシリーズではこの話は出てきていない。しかし、ストクロでこのネタを仄めかす描写があったことから忘れられたわけではないらしい) 見ての通りの不良であり、口調も粗暴で生意気だがテコンドーにだけは真面目に取り組んでいる。 そして師匠には頭が上がらない、だがそんな師匠を尊敬している。TAG2の師匠のエンディングで、父を殺してしまったことを思い出し泣き崩れる師匠を見て気を遣う面も見られる。
コスはほとんどの場合がノースリーブベストにジーンズのスタイル、別パターンとしてテコンドー道着やアーミースタイルもある。 初登場の3からほぼ変わることのなかったコスだが、最新バージョンの7FRで大胆なコスチェンがなされた。
鉄拳3[]
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ペク道場の門下生。 テコンドーと強くなる事には純粋で熱心だが、普段はストリートファイト詐欺で稼ぐチームのリーダー。
大人数を相手に勝負を挑み、その駆け引きを必ずギャンブルにしてしまう。やられ役を用意して自分達が不利に見せかけては掛け金をつり上げ、最後は「ギャンブル」のディーラーであるはずのファラン自身が一人でかたずけてしまう。
貯めたお金の使いどころは不明。 現在まで無敗を誇っている。
ある日「三島」という財閥の部隊が地元にやって来た。いいカモだと思ったファランはいつものやりくちでうまく事を運ばせていた。だが最後にファランの前に立ち塞がったのは風間仁という日本人であった。 結局決着はつかずファランは格闘家として初めて「引き分け」という結果に甘んじる。
ファランは道場に帰り師匠であるペクに今日の屈辱の出来事を話したところ、風間という日本人が使っていたのは三島流という空手であることが判った。
納得の行かないファランはそれから毎日道場で練習に励んでいたが、ペク師匠が闘神に襲われ行方不明に。 闘神を追う為に参加を決意。そして「まぐれ」に違いないあの「引き分け」を帳消しにする為にも。
鉄拳4[]
花郎は母国韓国に於いて徴兵を受け、軍の特殊部隊に所属していた。軍務などというものには全く興味がなかったが、強靱なテコンドーの技と戦闘のセンスで、数々の作戦において大きな成果を上げていた。軍隊の規律を全く守ろうとしない花朗に上官達は手を焼いていたが、英雄的な存在となっていた彼に口出しすることはできなかった。
しかしその一方で、花郎の中には虚無感があった。軍での日々は武闘への欲求を満たすものではなかった。時折ストリートファイトで荒稼ぎしていたころの事を思い出す。そしてその事を思うたびに、一人の男のことを思い出す。風間仁。初めて引き分けに追い込まれた男だ。あの時のように純粋な、素手での闘いに身をさらしたい。 そんなある時、花郎は、「The king of iron fist tournament 4」の開催を知る。……仁が現れるかもしれない……。花郎の中で、数年ぶりに血が騒いだ。軍施設を抜け出し、トーナメント開催地へと向かう花郎。仁も三島平八も何もかも打ち倒し、三島財閥の全てを手中に収め、大いなる自由を手に入れようと久々の躍動感に見舞われていた。